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2025年4月24日

「初めてのマイホーム購入。“買ったあと”に差がつく!得する人だけが実践している“5つの視点”【後編】」

「買ったあと」にこそ、マイホームの価値は問われる

マイホームは「買った瞬間がゴール」と思われがちですが、

実際には“そこからが本当のスタート”です。

住宅は手に入れた瞬間に完成する資産ではなく、

“どのように維持・管理するか”によって、その価値が保たれ、時に高まっていくものです。

どんなに立地が良くても、放置された家はあっという間に資産価値を失います。

逆に、築年数が経っていても定期的な修繕や清掃、適切な管理がされていれば、高く評価されることもあります。

この記事では、マイホーム購入後に「得をする人」が実践している5つの視点を、セミナーの内容をベースに解説していきます。

エリアの「未来価値」まで見据える

家は、“今”住みたい街を基準に選びがちですが、不動産の価値は時間とともに変化するもの。

例えば、こんな違いがあります👇

将来価値が上がる街将来価値が下がる街
再開発が進んでいる商店街がシャッター化している
人口が増加・微増高齢化率が極端に高い
公共交通・教育・商業施設が整っている駅まで徒歩20分以上、若者の流出が続く

沖縄の一部エリアのように、観光や移住需要で地価が上がっている地域は、「住んでも良し、売っても良し」の資産価値を持ちます。

若者が町を離れ高齢者が多い町になると、小学校が廃校になったり、スーパーが撤退したり、多くの生活基盤となるものが失われます。

そうなるとますます人離れが進むことになり、人口流出が止まらなくなるのです。

最近の地価上昇の傾向として顕著なものは、観光地です。

外国人が多く訪れる観光地には、多くのおしゃれな街が登場し、それを目当てにした若者たちが集まります。

当然賃貸需要も高くなり、居住用としてだけでなく、商業用としての土地の価格も上昇が見込めます。

沖縄はそういった面では全国的に見てもポテンシャルの高い地域ということが言えるわけです。

「築20年=価値ゼロ」は過去の常識

「築20年で建物の価値はゼロになる」という考え方は、すでに時代遅れです。

欧米では中古住宅取引が主流。

アメリカでは80%以上、イギリスでは85%以上の住宅が中古物件として売買されています。

一方、日本では14.5%しかありません。

※国土交通省「既存住宅市場の活性化について」令和2年5月7日発表の資料に基づく

この差の原因は、「築年数だけで価値を判断する文化」にあります。

「築20年経ったら建物の価値はほぼなくなってしまいますからね~」

こういう不動産屋さんが少なくないのですが、

これは会計上の話であり、減価償却費として経費計上できる期間が、木造なら22年という数字が決められているため、20年経った建物はほぼ償却終わっている=だから無価値だ。

こういう理屈なんですよね。

でも実際はそんなことありません。

同じ広さの土地が横並びにあり、片方は更地(何も建っていない土地だけ)、もう片方は築25年(リフォームの必要はあるが十分住める)建物付き、同じ価格では売っていないのですよね。

でも、買取り提案する際にはそんなことを言って安く提案する。

アンフェアですよね。

海外では、築年数の経った建物でも正当に評価するためにインスペクション(建物診断)が行われます。

✅ 実際に評価される中古住宅の条件

適切なリフォーム・メンテナンス履歴がある

構造体がしっかりしている(耐震補強済など)

管理が行き届いている

売却時の見せ方・査定ポイントを理解している

築年数だけではなく、「どのように使ってきたか」「どのように維持されてきたか」が今後ますます評価される時代になってきています。

「中古+リフォーム」で、暮らしにも家計にも“余白”を

新築をフルローンで購入すると、家計に余裕がなくなるケースもあります。

ですが、中古住宅にリフォームを組み合わせることで、理想の住まいを実現しながら費用も抑えられる選択肢があります。

✅ 例:築20年の戸建てを活かすプラン

  • 物件価格:2,000万円
  • リフォーム費用:500万円
  • 合計:2,500万円

新築と比べて1,000万円ほど安く抑えられるケースもあります。

浮いたお金は教育資金・老後資金・資産運用など、暮らしの“未来”のために使うことができます。

中古住宅の魅力は「価格の安さ」ではなく、

**“ライフスタイルに合わせて設計できる柔軟さ”と“お金の自由度”**にあるのです。

資産価値を守るのは「日々の手入れ」

資産価値は“購入時に決まるもの”ではありません。

買ったあと、どのように維持管理するかで、将来の売却価格や住み替えの自由度に大きく差が出てきます。

✅ メンテナンスが価値を守る

  • 外壁・屋根の塗装は10〜15年に1度
  • 給湯器や配管設備も寿命がある
  • 雨漏り・白アリなどの予防対策も重要
  • 定期的な掃除や換気も、住宅の“呼吸”を守る

また、売却時には「リフォーム済」「丁寧に使われていた」という印象が、高値売却の決め手になることもあります。

「古着を売る時、洗濯してから出しますよね?」

家も同じ。日々の手入れが、価値を下げない最大のコツなんです。

家を持つことは、“安心を手に入れる”という選択

家を持つことは、単なる「モノを買う」行為ではありません。

それは、“家族の安心を支える”という選択でもあります。

✅ 万一のとき、団信が家族を守る

住宅ローンには「団体信用生命保険(団信)」が付きます。

これは、契約者が亡くなったり重い障害を負ったときに、ローンの残債を保険で支払ってくれる仕組みです。

仮に、4,000万円のローンを組んでいて、病気や事故で亡くなっても、家族には借金が残りません。

それどころか、「家という資産」だけが残るのです。

昨今では、ガン診断特約付きの団信や三大疾病、八大疾病と診断されたら給付される(一定の要件は必要)特約付き団信が人気です。

私のお客様の中にも、購入後1年でガンと診断され長期入院、その後職場復帰したものの収入は激減。

しかし、団信が適用になり住宅ローン債務は消滅、その後ガンを克服し今も幸せに暮らしている家族もいます。

賃貸住宅であれば、病気になろうが亡くなろうが家賃を下げてくれることはありません。

でも、団体信用生命保険に加入していれば、万一の際には住宅ローンの支払いが亡くなり、家族の心配は軽減されます。

✅ 家は、家族の“拠り所”にもなる

  • お子さんに「帰る場所」がある
  • 転校や引っ越しの心配がない
  • 大きな環境の変化に対して“住まい”が支えになる

こうした安心は、**賃貸住宅ではなかなか得られない“住まいの力”**です。

そして、将来自分に何かあった時にこどもに譲ることのできる資産にもなり得るのです。

✅まとめ:マイホームは「買ってからが本番」

🎯得する人だけが実践している“5つの視点”おさらい

  1. 未来価値まで見据えたエリア選び
  2. 中古住宅の正しい価値の見方
  3. リフォームで人生に“余白”を生み出す
  4. 維持管理によって資産価値を守る
  5. 万一に備える団信と、家がもたらす安心感

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最後に一言

マイホームは、「家が欲しい」だけではたどり着けない選択です。

でも、正しい知識と備えがあれば、未来の自分に感謝される最高の投資になります。

この記事が、その第一歩になりますように。

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

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