こんなマンション、買ってはいけない!?【購入前にチェックすべきポイント5選】
マンション選び、失敗しないために
「マンションを買って失敗した・・・」
そんな声を聞くたびに、私たち不動産エージェントは胸が痛くなります。
というのも、多くの場合、その失敗は「物件選びの前にチェックしておくべきポイント」を見逃していることが原因だからです。
マンションは人生で最も高額な買い物のひとつ。
価格や立地はもちろん重要ですが、それだけでは本当に“良い買い物”とは言えません。
この記事では、分譲マンションを購入する際に必ずチェックしておきたいポイントを、プロの目線で5つに絞ってご紹介します。
これから購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
① 管理状況をチェックせよ
住人の“意識”は共用部に表れる
管理の良し悪しは、そのマンションの「住み心地」や「資産価値」に直結します。
たとえばエントランスがゴミやチラシで散らかっていたり、掲示板の内容が古いまま放置されていたり・・・。

これは住民や管理会社の管理意識が低いサインかもしれません。
また、管理人さんが常駐しているか、清掃の頻度はどうか、掲示物は定期的に更新されているか。
ちょっとしたところに、そのマンションの“本当の顔”が現れます。
内覧のときはぜひ、共用部の隅々までチェックしてみてください。
② 修繕積立金が“安すぎる”のは危険信号
将来の出費が“見えていない”可能性
修繕積立金が安いと、「月々の負担が少なくてお得」と感じてしまいがちですが、それは大きな落とし穴です。
マンションは年数とともに必ず劣化していきます。
屋上防水、外壁塗装、エレベーター設備の更新…。
これらの大規模修繕を行うには、数千万円〜数億円単位の資金が必要になります。
にもかかわらず積立金が低すぎると、将来になって「一時金として数十万円の請求がくる」「借入金で補填する」などの問題が起きかねません。
購入前には、
- 修繕積立金の現在額と将来計画
- 長期修繕計画の有無・内容を確認しましょう。

③ 共用部の劣化・使用状況を見逃すな
築年数よりも「どれだけ手をかけてきたか」
築年数だけを見て判断するのは危険です。
大切なのは、その年数に見合ったメンテナンスがされているかどうか。
たとえば、
- 駐輪場に放置自転車が多い
- エレベーターの内装が傷だらけ
- 共用部の照明が切れたまま
こうした状態が見受けられるマンションは、管理が行き届いていない可能性が高いです。

また、ペット可マンションの場合は、騒音・におい・マナーの問題もトラブルになりやすいので、近隣住民へのヒアリングもできるとベターです。
④ 戸数・構造・立地の“バランス”を確認
小規模マンションは維持費リスクも
意外と見落とされがちなのが「マンションの規模感」です。
戸数が少ない小規模マンションはプライバシーや静けさがメリットですが、一人当たりの修繕負担が大きくなりやすいというデメリットもあります。

また構造についても、
- RC(鉄筋コンクリート造)
- SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)など耐久性や遮音性が異なるため、構造にも注目を。
さらに立地面では、
- 駅距離や周辺施設の充実度
- ハザードマップ(洪水・液状化リスク)
- 将来の再開発計画など
「今だけでなく、将来価値にも影響する要素」として検討することが重要です。
⑤ 修繕履歴・議事録・管理規約のチェック
書類の“裏側”に潜む情報を見逃すな
最後に、管理に関する書類をしっかり読み込むこと。
特に、
- 修繕履歴:どのタイミングで何の修繕をしたか
- 管理組合の議事録:住民の意見やトラブルの傾向が見える
- 管理規約:専有部分の使用制限やペットルールなど
これらは実際に住んでからトラブルになるかどうかの判断材料にもなります。
書類の中には専門用語も多く、なかなか難しい部分もありますが、不明点があれば不動産エージェントに確認しましょう。
おわりに:見た目だけじゃわからない“マンションの真価”
分譲マンションは、チラシや内覧では見えない情報こそが命です。
管理状況、積立金、立地や構造…これらを総合的に見て、
「将来的にも安心して住み続けられるか」
「資産価値を保てるか」
を見極めることが大切です。
✅ 最後に:RE/MAX HUBのエージェントにご相談ください!
RE/MAX HUBでは、表面的な物件紹介にとどまらず、
“住んでからの満足度”を一番に考えたサポートを行っています。
- 管理状況のチェック
- 修繕計画の読み解き
- 議事録や書類の確認
- 周辺環境・将来性の分析 など
プロの目で、“見えないリスク”を事前に見抜くサポートをしています。
「物件を探し始めたばかりで、どこを見たらいいのかわからない」
「一人で決めるのは不安…」
そんな方は、ぜひ一度RE/MAX HUBにご相談ください。

一緒に“失敗しないマイホーム探し”を始めましょう!
