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  3. こんな戸建、買ってはいけない!?購入前にチェックすべき5つのポイント+後悔しないための“出口戦略”
2025年4月14日

その家、10年後も「買ってよかった」と言えるか?

一戸建てを購入するということは、多くの人にとって“人生で最も大きな買い物”のひとつ。

しかし、価格や間取り、内装のきれいさといった「目に見える部分」だけにとらわれて、購入を決めてしまうと、後悔につながる可能性も…。

そしてもうひとつ重要なのが、「買ったその先」の未来の暮らしや住み替えを見据えた**“出口戦略”**。

家は一生モノではなくなりつつあり、時代の変化と共に「将来的に売る・貸す」という選択肢も珍しくありません。

だからこそ、購入前に「ここだけは絶対に見ておきたい」チェックポイントと、「将来も安心できる物件の選び方」を、プロの視点からお伝えします。

✅ チェックポイント①:地盤・ハザードマップ・周辺環境

見落とされがちですが、「土地の安全性」は戸建選びの根幹を支える大事な要素です。

地盤が軟弱な地域や、水はけの悪い低地、斜面地や擁壁のある土地は、見た目では問題がなくても、大雨や地震の際に深刻な影響を受けやすいというリスクを持っています。

特に近年は台風やゲリラ豪雨などの自然災害も増えており、ハザードマップでの確認は必須です。


・浸水リスク
・土砂災害警戒区域
・津波到達エリア
これらの情報は、自治体のホームページで誰でも無料で調べることができます。

❗こんな落とし穴も

人気エリアで手頃な価格の物件があったときは要注意。

「安いと思ったら、実は浸水エリアだった」という事例も多数。

また、周辺の生活環境(騒音、道の狭さ、隣地の雰囲気など)も、実際に現地で体感することが大切です。

土地探しの場合は、水道の引き込みがどこまでいてるのかのチェックは必須です。

✅ チェックポイント②:築年数だけで判断しない

「築10年以内=安心」という考え方は、一見わかりやすいですが、それだけでは不十分です。

例えば…

  • 新築に見えるけれど、格安の建売で内装・設備が安物ばかり
  • 瑕疵(欠陥)が出てきても、売主が保証義務を持っていない
  • 売主が個人で、建築時の図面・履歴が不明確

こんなケースでは、築浅であってもトラブルの火種になります。

逆に、築30年以上でも、

  • 躯体がしっかりしている
  • 過去に耐震補強や大規模修繕がされている
  • リノベーション済みで、今の暮らしに合った間取りや設備

であれば、“中古戸建の優等生”ともいえる物件になります。

✔ プロのアドバイス

築年数を見るだけでなく、現地で建物の傾きチェックや、結露が生じていないか?

また、場合によっては「建物状況調査(インスペクション)」を利用して、専門家にチェックしてもらうことを強くおすすめします。

✅ チェックポイント③:構造・メンテナンス履歴の有無

外観や内装がきれいでも、建物の構造部分や維持管理状況に問題がある場合は、将来的に大きな修繕費用が発生する可能性があります。

特に確認すべきポイント

  • 基礎のヒビ割れ:不同沈下や地盤の問題が隠れているかも
  • 屋根の劣化:瓦のズレ、雨漏り跡、天井のシミ
  • 外壁のシーリング劣化:放置すると水が浸入して建物寿命を縮めます
  • シロアリの被害跡:床下や土台を必ずチェック

また、定期点検や修繕履歴がしっかりと保管されている物件は、前オーナーが丁寧に暮らしていた証拠です。

これも大きな判断材料の一つになります。

✅ チェックポイント④:間取りと暮らしやすさの将来性

間取りは「今の家族構成」に合わせるだけでなく、

10年後、20年後にもフィットするかどうかが重要です。

例えば…

  • 子どもが2人になると部屋数が足りない
  • 将来、親と同居の可能性がある
  • 自分たちが高齢になった時に、階段の昇り降りが負担になる

といった可能性を見越した「余白のある家づくり」が必要です。

また、最近は“ワークスペースが取れる間取り”も重視されています。

在宅ワークの普及により、家での“働く空間”も重視される時代になってきました。

✔チェックポイント

  • 回遊動線でストレスが少ないか?
  • リビングと寝室の距離感
  • 生活音の配慮(壁の厚さや隣接状況)
  • 採光と風通しの良さ(実際の時間帯で見学を!)

✅ チェックポイント⑤:土地の形・接道・法的制限と将来の需要

一見して「掘り出し物」に見える戸建てでも、

実は再建築できなかったり、接道条件が悪いなど、将来的に資産価値が落ちやすい土地というケースがあります。

要注意ポイント

  • 再建築不可(建物を壊したら新たに建てられない)
  • 旗竿地(細い通路で囲まれた敷地、車の出入りや採光が悪い)
  • 借地権(毎年地代がかかる/ローンに制限)
  • 私道や越境問題(第三者の土地を通らないと家に入れないなど)

また、需要のあるエリアかどうかも非常に大切。

駅からの距離、買い物の利便性、小中学校区、今後の人口動向などを見ておくと、「売りやすさ」「貸しやすさ」に直結します。

🔁 番外編:家は“買った後”も考えて選ぶ「出口戦略」の視点

家を買う=一生住む

そんな時代は、もう終わりました。

✔ 転勤や仕事の変化
✔ 子どもの進学や独立
✔ 高齢になって住み替えたい
✔ 相続を見据えた売却・賃貸

人生は思った以上に変化します。だからこそ、

**「将来的に売る/貸すときにも価値があるか」**を考えることが、今後の家選びでとても重要になります。

✔ リセールの効く物件の特徴

  • 人気エリア(アクセス・買い物・学校区など)
  • 一般的な間取り(3LDKなど)+駐車場2台可
  • 接道条件・土地形状が良好
  • 建築・修繕履歴が明確

本当に買うべき“価値ある戸建”とは?

戸建てを購入する時には、「表面的な魅力」だけでなく、

  • 安全性
  • 将来性
  • メンテナンス性
  • 法的な問題の有無
  • そして出口(リセール)を含めた“資産としての価値”

このすべてを見極める必要があります。

決して怖がらせたいわけではありません。

ただ、せっかくのマイホーム購入だからこそ、後悔ではなく“納得”を選んでほしい

そのために、私たちRE/MAX HUBは、
お客様の“今”と“未来”に寄り添った物件選びを全力でサポートします🏠✨

📩 無料相談はLINEでいつでも受け付けています!

気軽に、だけど本気で、「本当にいい家を選びたい」方、お待ちしています😊

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

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