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  3. 沖縄の家は「暮らし方」まで見せて売る時代へ。在宅ホームステージングという新しい売却提案
2026年4月25日

沖縄で不動産を売却するとき、これまで多くの方が意識してきたのは、価格、立地、築年数、広さ、眺望、駐車場の有無といった条件面だったと思います。

もちろん、それらは今でもとても大切です。

しかし、最近の沖縄の不動産市場を見ていると、もう一つ大切な要素があると感じています。

それは、その家でどんな暮らしができるのかを、買主さんに具体的に想像してもらうことです。

特に沖縄の場合、購入を検討する方は地元の方だけではありません。

県外からの移住を考えている方。
将来的なセカンドハウスを探している方。
二拠点生活の拠点として沖縄に住まいを持ちたい方。
仕事をしながら、週末や長期休暇を沖縄で過ごしたい方。

そういった方々にとって、物件は単なる「建物」ではありません。

その先にあるのは、沖縄での暮らしそのものです。


移住や二拠点生活への関心は高まっています。

そして、近年、地方移住や二拠点生活への関心も高まっています。

認定NPO法人ふるさと回帰支援センターによると、2025年の移住相談件数は73,003件で、2024年の61,720件から18.3%増加し、5年連続で過去最高となっているそうです。

また、2拠点生活に関する民間調査では、首都圏在住者の約35%が「関心あり」と回答した一方、実際に実行している人は4%にとどまるという結果もあります。
つまり、興味はあるけれど、まだ踏み出せていない人が多いということです。

沖縄は、そうした人たちにとって非常に魅力的な選択肢です。

海がある。
自然がある。
独自の文化がある。
空港があり、本土との行き来もしやすい。
日常の中にリゾート感がある。

ただし、県外の方が沖縄の不動産を購入するときには、ひとつ大きな不安があります。

それは、実際に住んだときの生活がイメージしにくいということです。

観光で訪れる沖縄と、暮らす沖縄は違います。

どんな家具を置けばいいのか。
リビングはどう使えるのか。
ベランダや庭でどんな過ごし方ができるのか。
ワーケーション用のスペースは取れるのか。
家族や友人が遊びに来たときにどう過ごせるのか。
セカンドハウスとして使うなら、どんなインテリアが合うのか。

こういったことが具体的に見えた瞬間、買主さんの気持ちは一気に前に進みます。


そこで始めるのが「在宅ステージング」です

RE/MAX HUBでは、沖縄の不動産売却において、在宅ステージングの提案を始めます。

ホームステージングとは、物件をより魅力的に見せるための空間演出のことです。
日本ホームステージング協会も、ホームステージングを「不動産物件をより魅力的に見せる空間演出」と説明しています。

一般的なホームステージングというと、空室の物件に家具や小物を入れて、モデルルームのように見せるイメージがあるかもしれません。

しかし、今回私たちが力を入れていきたいのは、空室物件だけではありません。

居住中の家。
セカンドハウスとして使用中の家。
家具や生活用品が残っている家。
まだ売主さんが利用している状態の物件。

こうした物件を、今ある家具や空間を活かしながら整え、写真や内覧時に魅力が伝わるように演出していきます。

住みながらの売却では、どうしても生活感が出ます。

もちろん、生活感そのものが悪いわけではありません。
むしろ沖縄の物件では、「ここで本当に暮らしている感じ」が、買主さんにとってプラスに働くこともあります。

ただ、生活感が強すぎると、物件本来の魅力が伝わりにくくなることがあります。

物が多い。
写真で部屋が狭く見える。
家具の配置で動線が分かりにくい。
リビングの使い方が伝わらない。
せっかくの景色や風通しが印象に残らない。

こうした状態を整え、買主さんが「この家で暮らしたら気持ちよさそう」と感じられる空間にするのが、在宅ステージングです。


沖縄の物件は「リアルな暮らし」が強みになる

沖縄の物件は、県外の買主さんにとって特別な意味を持ちます。
県外での探し方はこうです。

単に通勤に便利だから買う。
学校区が良いから買う。
駅から近いから買う。

仕事場に近い、もちろん、そういった条件もあるでしょう。

でも、沖縄の場合はそれだけではありません。

朝、窓を開けたときの光。
海風が入るリビング。
休日にベランダでコーヒーを飲む時間。
友人や家族が遊びに来たときの過ごし方。
リモートワークの合間に外を眺める時間。
本土とは違う空気感の中で暮らす日常。

そういう「暮らしの場面」が、購入の決め手になることがあります。

だからこそ、沖縄の物件は、ただ広さや価格を見せるだけではもったいないと思っています。

特にセカンドハウスや二拠点生活を検討している方は、購入後の生活をかなり具体的に想像します。

この家具なら合いそう。
このソファの配置ならくつろげそう。
このダイニングなら友人を呼べそう。
この部屋なら仕事部屋にできそう。
この雰囲気なら、沖縄に来るたびに気持ちが切り替わりそう。

そう思ってもらえるかどうかで、物件の印象は大きく変わります。


「売った後」までイメージできる提案へ

今回の在宅ステージングは、単に売却前の見栄えを整えるだけのサービスではありません。

私たちが目指しているのは、売却活動の中で買主さんに「購入後の暮らし」までイメージしてもらうことです。

そして、購入後に同じような家具をそろえたい方には、家具選びやインテリアの相談までつなげていきたいと考えています。

たとえば、内覧時に買主さんが、

「このソファの感じ、いいですね」
「この部屋の雰囲気、すごく好きです」
「購入後もこういうインテリアにしたいです」
「家具も一緒に相談できますか?」

そう感じてくれたなら、それは売却にとって大きな後押しになります。

沖縄で家を買う方の中には、県外在住で家具選びや設置まで現地で動くのが難しい方もいます。

そういう方に対して、購入後の家具、インテリア、デザイン、暮らしの整え方までサポートできれば、物件そのものの魅力も上がります。

売主さんにとっては、物件の印象を高めることにつながります。
買主さんにとっては、購入後の不安を減らすことにつながります。

これは、ただの不動産売買ではなく、沖縄での暮らしをつくる提案なのです。


大阪で信頼してきたステージング会社と、沖縄で連携します

今回、このサービスを始めようと思った大きな理由があります。

それは、私が大阪で実際に利用してきたホームステージング会社が、沖縄にも出店してくれたことです。

大阪で物件売却に関わる中で、ホームステージングの力は何度も実感してきました。

写真の印象が変わる。
内覧時の反応が変わる。
物件の見え方が変わる。
買主さんの想像力が働きやすくなる。

ただきれいに飾るだけではありません。

その物件の良さをどう見せるか。
どこに視線を集めるか。
どの空間を一番印象に残すか。
買主さんにどんな暮らしを想像してもらうか。

そこには、やはりプロの視点があります。

不動産業界でもホームステージングの活用は広がっています。
日本ホームステージング協会の「ホームステージング白書2024」に関する発表では、ホームステージング導入後の反応として「内覧後の成約率が上がった」という回答が多く、貸主・売主の満足度も84.2%とされています。

また、ホームステージングを実施した物件で販売期間が短縮されたという事例を公表している不動産会社もあります。
ホームステージング実施前後で平均販売期間が124日から40日へ短縮したと紹介されています。

もちろん、すべての物件で同じ結果が出るわけではありません。
エリア、価格、築年数、管理状態、売出価格、需要の状況によって結果は変わります。

それでも、物件の魅力を伝えるための有効な手段として、ホームステージングは今後ますます重要になると感じています。


在宅ステージングが向いている物件

在宅ステージングは、特に次のような物件に向いています。

住みながら売却したい物件。
セカンドハウスとして利用中の物件。
家具や家電が残っている物件。
県外・海外の方に向けて売却したい沖縄の物件。
写真映えを高めたい物件。
空間の使い方を分かりやすく見せたい物件。
リゾート感や暮らしの雰囲気を伝えたい物件。
購入後の生活イメージを持ってもらいたい物件。

特に沖縄では、「住む」という感覚だけでなく、
「過ごす」「滞在する」「癒される」「働きながら暮らす」といった感覚が物件選びに影響します。

だからこそ、在宅ステージングとの相性は良いと思っています。

空室にするまで売却できない。
家具を全部処分しないと売れない。
住んでいる状態では魅力的に見せられない。

そう思っていた売主さんにも、別の選択肢を提案できるようになります。


売主さんにとってのメリット

在宅ステージングの一番のメリットは、物件の第一印象を整えられることです。

今の不動産探しでは、多くの買主さんがまずインターネット上の写真を見ます。

写真で興味を持たれなければ、内覧に進みにくくなります。
逆に、写真で「見てみたい」と思ってもらえれば、内覧のチャンスが増えます。

つまり、売却活動において写真の印象は非常に大きいのです。

在宅ステージングでは、今ある空間を活かしながら、写真に写る部分、内覧時に印象に残る部分を整えていきます。

必要に応じて、家具の配置を変える。
小物を足す。
生活感を整理する。
見せたい場所を明確にする。
沖縄らしい暮らしの雰囲気を演出する。

こうした工夫によって、同じ物件でも印象は大きく変わります。

売主さんにとっては、無理に空室にしなくても、今の状態を活かしながら売却準備ができる可能性があります。

物件を「条件」だけでなく「感情」で選んでもらう

不動産購入は、もちろん大きなお金が動く冷静な判断です。

でも最後の決め手には、感情も大きく関わります。

ここに住みたい。
ここで過ごしたい。
家族とここで時間を過ごしたい。
沖縄に来るたびに、この家に帰ってきたい。
自分たちらしい暮らしができそう。

こう感じてもらえる物件は強いです。

在宅ステージングは、買主さんの感情に働きかけるための手法でもあります。

単に「3LDKです」「海が見えます」「駐車場があります」と伝えるだけではなく、

このリビングでどんな時間を過ごせるのか。
このベランダでどんな朝を迎えられるのか。
この部屋でどんな働き方ができるのか。
この家でどんな沖縄時間を過ごせるのか。

そこまで伝えることで、物件の魅力はより深く届きます。


沖縄の不動産売却を、もう一歩先へ

沖縄の不動産は、これからも県内外の多くの方から注目される市場だと思います。

だからこそ、売り方も変えていく必要があります。

価格だけで勝負する。
立地だけで勝負する。
築年数だけで判断される。

それだけではなく、物件の持つ空気感や暮らしの魅力を、きちんと伝えていくこと。

それが、これからの沖縄の不動産売却では重要になると考えています。

RE/MAX HUBでは、沖縄での不動産売却において、在宅ステージング、ホームステージング、インテリア提案、購入後の暮らしづくりまで含めたサポートを進めていきます。

今住んでいる家を売りたい方。
セカンドハウスを売却したい方。
県外の買主さんに向けて魅力的に見せたい方。
沖縄らしい暮らしのイメージまで伝えて売却したい方。

ぜひ一度ご相談ください。

不動産は、ただの建物ではありません。

そこにある暮らし、時間、空気感、未来のイメージまで含めて伝えることで、買主さんの心に届く物件になります。

沖縄の家を、沖縄らしく。
そして、より魅力的に。

私たちは、そんな売却提案を始めていきます。

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

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