🏝沖縄に移住して気づいた「人の縁」がつなぐ不動産のチカラ
執筆:RE/MAX HUBエージェント 豊蔵勇太
こんにちは。
RE/MAX HUBで不動産エージェントをしている、豊蔵勇太(とよくら ゆうた)と申します。
見た目はよく「ドラえもんみたい」って言われます(笑)
まぁ確かに小太りでのっそり歩いてますし、ちょっとした道具を出して助けるのも好きなので…あながち間違いじゃないかもしれません。
実は、以前は大阪で不動産会社を経営していました。
それなりに順調にやっていたつもりですが、いろんなご縁や心の変化があって、会社を閉じて沖縄へ移住。
今は名護(なご)という自然いっぱいの街で、新たな人生を歩んでいます。
🌺 第1章:なぜ沖縄?なぜ名護?
沖縄に移住してみたい――そんなふうに思ったのは、実は初めてじゃありませんでした。
でも、「住む」っていう選択をしたのは、今回が初めて。
名護に決めた理由は、自然がとにかく豊かで、子どもたちの声が響く、素朴であたたかい街だから。
朝は鳥のさえずりで目が覚め、車を少し走らせるだけで海にも山にも行ける。
それだけで、日々の疲れがふっと溶けていく気がするんです。
あと、名護って「ちょうどいい田舎」なんです。
便利すぎない。でも不便でもない。人が近すぎない。でも冷たくもない。
僕にとっての「ちょうどよさ」が、この街にはありました。
🏘 第2章:沖縄での不動産仲介、何が違う?
本土(大阪)での仲介業とは、いろんな意味で「空気」が違います。
特に沖縄の人たちって、不動産の取引も“人柄”で判断するところが大きいと感じました。
例えば、大阪だったら「相場」「利回り」「利便性」…そんな言葉が会話の中心になりますが、
沖縄ではまず、「この人、信頼できる?」という空気を確かめるところから始まる気がします。
実際、今の僕の仕事は広告よりも口コミ・紹介が中心です。
「勇太、あの人に紹介していい?」って、そんな言葉の方が嬉しかったりします。
もちろん、プロとしての知識や段取りも大切なんですが、
この土地では“信頼”がそれ以上に求められていると感じます。
第3章:人と人との“ゆいまーる”が仕事を運んでくれる
沖縄には「ゆいまーる」という言葉があります。
“助け合い”や“支え合い”のような意味ですね。
最初にいただいたお仕事も、実は「紹介」からでした。
ある地元の方が、「この人、内地(本土)から来たけど、まじめでいい人よ」と声をかけてくださって。
その一言が、すべての扉を開いてくれました。
「勇太の紹介なら安心だね」
そう言ってもらえた時、正直ちょっと泣きそうになりました。
名護では、どこか親戚みたいな付き合いが今も残っている。
だからこそ、期待を裏切らないように、丁寧に動く。
その積み重ねが、少しずつ“信用”という形になって仕事に繋がっていくんだと思います。
🌦 第4章:不安もある。でも、笑顔もある
最初のうちは正直、不安だらけでした。
「名護に知り合いいないし、仕事になるんかな…?」って。
でも、名護の人たちって、どこか“家族のような空気”で接してくれるんですよ。
お店に行ったら「いらっしゃい」じゃなくて「おかえり」って言われたような、そんな気持ちになる。
仕事でもプライベートでも、少しずつ輪が広がって、
今では「勇太さん、また来たの?笑」なんて冗談交じりに迎えてくれる人たちがいます。
ドラえもんの四次元ポケットは持ってないけど、
「縁」っていう宝物を、沖縄でもらった気がします。
🛫 終章:これからの目標と、移住を考えている人へ
不安は今もゼロじゃないです。
でも、「この街で生きていこう」と思えるようになったのは、
やっぱり名護の人たちがくれた“あたたかさ”のおかげです。
もし今、「沖縄に住んでみたい」「人生をリセットしたい」
そんなふうに思っている人がいたら、ぜひ名護にも足を運んでみてください。
仕事も暮らしも、きっと“人との繋がり”が運んでくれます。
最後に――
名護の海を見ながら、いっしょにコーヒーでもどうですか?
