RE/MAX HUB 2026年の抱負 ― 不動産を、本来あるべき姿に取り戻す ―
2025年、沖縄の不動産に何が起きていたのか
2025年の沖縄の不動産市場は、数字だけを見れば「好調」だったと思います。

価格は上がり続け、マンションは次々と完売し、
県外や海外からの資金も流れ込み、
「沖縄の不動産は強い」という言葉が、まさにしっくりとくる一年だったように思えます。
だが、その裏側で、
静かに、しかし確実に起きていたことがあります。
それは、沖縄の人たちが、沖縄の家を買えなくなっていたという現実です。

平均所得はほとんど伸びていない。
共働きでも、子育て世帯でも、
住宅ローンの審査は年々ギリギリになり、
50年ローンなどの超長期ローン、「無理を前提にした仕組み」が当たり前になっていきました。
そしてマンションは、
「住むための家」から
「売れる商品」に変わっていったのです。
県外の投資家や、外国人マネーが買い、
沖縄の人が借りて住む。
それが、いつの間にか「普通」になってしまった。
市場としては活況でも、
生活としては、確実に歪み始めていた、それが2025年に起こっていたことです。
RE/MAX HUBが、現場で見ていたもの
RE/MAX HUBには、毎日のようにさまざまな相談が来ます。
- 家を買いたい若い夫婦
- 住み替えを考える中年世代
- 相続で家を引き継いだ高齢者
- 将来が見えずに迷っている人たち
彼らに共通していたのは、
「買いたい」ではなく、「どうしたらいいか分からない」という不安だったように思えます。
無理なローンを組めば買える。
でも、その先の生活が見えない。
今売ればいいのか、
持ち続けるべきなのか、
誰もはっきり答えてくれない。
不動産屋の多くは、こう言います。
「今が買い時ですよ」
「今売らないと損ですよ」
どっちなんだいと。
でも本当に必要なのは、
その人の人生にとってどうなのか、という視点なのではないでしょうか?
RE/MAX HUBは、
この「答えのない不安」に、正面から向き合うオフィスでありたいとずっと思ってきました。
なので、市場分析を怠らず市場動向を見守ってきました。
その中で答えを紐解くにあたり、重要なファクターが一つあります。
それはまだ沖縄県内の金融機関が県外居住者にとって、積極的な融資姿勢を見せていないことです。
積極的な融資姿勢を見せていないにも関わらず、
それでも沖縄には、県外から資金がどんどん流れ込んできています。
これは、金融の後押しがなくても、
実需と投資の両方から「沖縄に価値がある」と判断されているということです。
つまり沖縄の不動産市場は、
まだアクセルを踏み切っていないにも関わらず、すでに走り始めている。
だからこそ、今後さらに大きな広がりを持つ可能性を秘めていると感じるのです。

沖縄には、まだ選択肢がある
沖縄の住宅事情は、決して詰んでいるわけではありません。
たしかに、県内の人たちが簡単に買えないほど不動産価格は急上昇しました。
沖縄には、
- 中古戸建という現実的な選択肢
- 木造住宅という、コストと柔軟性に優れた建物
- 郊外という、まだ手が届くエリア
- 住み替えという、人生に合わせた戦略
- 空き家という、眠っている資源
本当は、まだたくさんの道が残されています。
鉄道という文化ではなく、車社会。だからこそ、郊外の選択肢はまだ数多く残されています。
急激に値上がりした那覇などの都心部、北谷や恩納村、読谷村などのビーチリゾートの恩恵があるエリアなどは、もう従来からの県内居住者が住めないほど高額になってしましました。
しかし、まだまだ手の届くエリアも少なくはありません。
それなのに、
「新築マンションを買うか、諦めるか」
という二択に追い込まれている人があまりにも多い気がします。

従来はRC造の戸建が当たり前だった沖縄ですが、ここ数年木造住宅が急増しています。
木造の新築戸建てなどはまだ手の届く金額帯で販売されています。
選択肢がないわけではないのです。私たち不動産業者が選択肢を示せていないだけなのかもしれません。
ですので、2026年、RE/MAX HUBは、
この“二択”を壊すオフィスになりたい。そう思っています。
なぜRE/MAXというモデルが、この時代に必要なのか
RE/MAXは、普通の不動産会社とは違います。
営業マンが会社にぶら下がる組織ではなく、
プロとして自立したエージェントが、チームとして集まる仕組みになっています。
ノルマに追われない。
上司の顔色をうかがわない。
短期の売上のために、無理な提案をする必要がない。
だからこそ、
- 「今は買わない方がいい」
- 「もう少し待ちましょう」
- 「売らずに持った方がいい」
そういう言葉を、
ちゃんと口にできるのが私たちRE/MAXのエージェントなのです。
これは、不動産を取り扱う立場として、お客様の人生に寄り添う立場である私たちには、最適な構造です。
RE/MAX HUBは、
この仕組みを使って、
沖縄に“本物の不動産のプロ”を増やすオフィスでありたいと考えています。

私自身、不動産という仕事に関わって33年という年月が経ちました。
その中で、数多くのお客様と出会いました。そしてその多くのお客様はいまだにリピーターとして継続したお付き合いをさせていただいております。
ご購入いただいた不動産を、ライフプランの変化によって売却、そしてまた新規物件を購入、この流れでご相談いただくことがここ数年かなり増えました。
自分のタイミングで、その時に合った物件を購入していただくことによって、背伸びをしない購入に繋がっていますし、ニーズの変化にも対応できる不動産の保有に繋がっているのです。
不動産は一生に一回の買い物ではありません。
何回も何回も購入していいのです。そして、ライフスタイルの変化毎に住み替えていいのです。

2026年、RE/MAX HUBが目指す3つの姿
① 売るオフィスから、判断を一緒にするオフィスへ
2026年のHUBは、
成約件数よりも、お客様に対して「後悔しない決断を何回つくれたか」を大切にしたいと考えています。
買うか、買わないか。
売るか、住み続けるか。
借り続けるか、それとも買うのか。
その分岐点に、私たちは立ち会い続けていきます。
② 沖縄に合った不動産の選択肢を増やす
沖縄の未来を守るのは、
高級マンションがどんどん売れていくことではありません。
沖縄の現地に住む人たちが暮らせる価格の家が、ちゃんと流通することなのです。
RE/MAX HUBは、
中古戸建、木造住宅、住み替え、空き家再生を、
沖縄の「当たり前」にしていきたいと考えています。
③ エージェントを、人生のパートナーに育てる
私たちが育てたいのは、
物件を売る人ではなく、
人生の相談に乗れる人です。
相続も、老後も、空き家も、外国人対応も、
一人のエージェントが横断的に扱える。
それが、2026年のRE/MAX HUBの人材像なのです。
このオフィスに集まるすべての人へ
RE/MAX HUBは、
「たくさん売るオフィス」ではなく、
「長く信頼されるオフィス」でありたいと思っています。
- 早く稼ぐより、長く続く人を
- 強い人より、誠実な人を
- 一人で勝つ人より、チームで残る人を
ここに集めたいのです。
それは、不動産という仕事がお客様の人生に深くかかわる仕事だからです。
不動産は、
価格で決める時代から、
人生に、そして現在のニーズに合ったモノを求める時代に入りました。
RE/MAX HUBは、
そのお客様一人一人の人生の側に立ち続けるオフィスでありたいと思っています。
2026年。
私たちは、売上よりも、
「ありがとう」と言われる数が一番多い不動産会社を目指します。




